愛知県教育委員会が、「工業高校」に区分される県立高14校の名称を「工科高校」に変えると発表した。全国唯一の「窯業(ようぎょう)高校」である、愛知県瀬戸市の県立瀬戸窯業高も、2021年度から校名が「瀬戸工科高校」に変わることになった。
「校名が変更されるとしても『窯業』の文字は消えないだろうと思っていた」と陶芸の授業を担当する南部次郎教諭(50)は語る。
同校は1895(明治28)年、瀬戸陶器学校として開校。1912(同45)年に「Pottery School(陶芸学校)」の「P」と「S」を合わせた校章ができ、22(大正11)年に県窯業学校と改称。戦後の48(昭和23)年、現在の校名になった。校歌にも「ああ愛窯、愛窯高校」など陶芸の歌詞がある。「校名が変わると校章や校歌も変わるのか」と南部教諭は首をかしげる。
朝日新聞より
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