2021年1月8日金曜日

HISTORY OF PSLMC


思い返せば、顧問がPSに赴任した年、

各クラスに文化祭の有志参加を呼び掛け

集まった数人で文化祭のステージへ!

そこから同好会申請・・・

これがPSLMCの始まりです


同好会となっても部費支給もなく、カンパでドラムをそろえ

夏の中学生体験入部では、マイクスタンドもなく

バケツにモップを突っ込み、ガムテープでモップの柄に

マイクをくくり付けスタンド代わりに・・・

翌日、私のお小遣でマイクやマイクスタンドを

買いそろえました・・・

何もないところからのスタートで

本当に先輩たちの血と汗と涙の努力には

頭が下がります・・・


使い古されたグレッチのドラムは

OBや先生がお金を出し合って、買いそろえたもので

それはそれで思い入れがあるものです・・・

先輩たちが、守山から歩きで買って帰り

翌日?保護者に届けてもらったと記憶しています

さらにシンバルもOBがお金を出し合って買いそろえていたようです・・・


設立当初のメンバーは、

それぞれの部活からあぶれたような生徒たちといった印象・・・

そんな彼らが、部の中心となって頑張ってくれているんです

すごいなと率直に思いました・・・


また、同好会時代は入部希望者に軽音以外の部活も2つ考えさせ

運動部希望者、ある特定の部活希望者は

入部させず、残った生徒を軽音部に入部としてきました

本当に多くの制限をかけられた中でのスタートでした


何せ3学年で、15名定員と学校に制限された時代です

そこに1年生だけで30名以上の希望者が来ます

毎年ですが、部員の選択にもずいぶん苦労します




初めて大会に参加することになったとき

「苦労してきた先輩たちを知っているから

 私たちの代で部活にしたい」


新入部員が決定したばかりの

初回ミーティングで、3年生が思いをみんなの前で

話してくれました

そして、愛知県高等学校軽音楽コンテストに

3年生バンドで出場してくれました!


このような生徒の頑張りは、顧問としても本当にうれしかった

同好会から立ち上げて、苦しいこともいっぱいあったし

苦労した先輩、部長たちの頑張りもあったけど


いいことばかりではなかった・・・

部員が問題を起こしたことがあり、

部活の解散を言い渡そうと本気で考えたこともありました・・・

それらの時も、ただひたむきに、ただ一生懸命に楽器をさわり続ける生徒がいて

「私、部活にしたいです!

と思いを顧問にぶつけてきます・・・

そんな姿に顧問としてもできる限りのことを尽くすしかありません・・・

部員が少なくなった時代もありましたが、残った彼らを信じ

彼らにかけてきたところがあります

純粋に軽音をやりたいという子たちををサポートしてきてよかったです


何年か前に、OB会がありました

たくましく働いている人

これから新しい職場でがんばる人たち・・・

一緒に軽音を立ち上げたメンバーなので

個人的にとても思い入れの強いメンバーです

こちらが指示を出さなくても、積極的に活動してくれたので

頼もしかったなーと、今の部員と少し比べてしまいます・・・


さて、現役部員たちはこれまで部を引っ張ってきたOBOGとは違う環境で

PSLMCをスタートさせてきています

いろいろなものが当たり前に使え

ゼロからの時代を知っている人はいません・・・

毎日毎日、顧問のところにやってきては

練習をやらせてくださいと訴えることもありません・・・

お願いに来ないでも、やれる環境が整ったからでしょうか・・・

その一方で、残念ながら部員・顧問・PSLMCが一心同体のような

感覚も薄れてきています・・・


現在、PSLMCは、部存続の正念場に在ります

卒業ライブに向けて、PSLMCの未来はいかに!?



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