中学校のみ統合し、小学校を残した
瑞浪市の考え方に共感します!!
質問
なぜ、中学校の統合なのか。小学校は必要ないのか。高校からではダメなのか。
回答
中学校期の子どもは多感な成長期にあり、
確かな学力を身につけるとともに、
人間 関係について学ばせることが重要な時期です。
そのために、人間関係を広げる体験の 機会を多くし、
お互いの多様な考え方や個性に触れながら、
生き方を学び、鍛えてい く教育環境が必要です。
このことから、教育委員会は、中学校においては、
少なくと も毎年学級のメンバーが替わる学校規模、
つまり1学年に複数のクラスを置く学校で 学ばせることが大切と考えました。
このことは、小学校期の子どもについても同様ですが、
それ以上に、登下校を含め て五感を通して地域と触れ合い、
地域に見守られながら学ぶことを大切にしたい時期 です。
このことから、今ある小学校については、このまま残した方がよいと考えまし た。
また、高校期については、義務教育を修了し社会へ出る場合もあるとともに、
自主 性・社会性をある程度身に付け、物事に対して主体的に取り組む時期です。
実際、高 校の学習や生活はより専門的な学力を身につけることに重点がおかれるため、
学校と して人間関係を学ばせる機会はあまり多くありません。
したがって、高校に行ってか ら、人間関係力を十分に育てることは難しい場合が多く、
教育委員会としては、時期 的に遅いと考えます。
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